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J-GLOBAL ID:201202242762649579   整理番号:12A0238284

エンドウTCP転写因子PsBRC1はストリゴラクトンの下流で働いてシュートの分枝を制御する

The Pea TCP Transcription Factor PsBRC1 Acts Downstream of Strigolactones to Control Shoot Branching
著者 (14件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 225-238  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トウモロコシのTEOSINTE BRANCHED1とシロイヌナズナのBRANCHED1(AtBRC1)は分枝の抑制に関わる。本研究で,これらの遺伝子のエンドウ(Pisum sativum)におけるホモログであるPsBRC1の機能を調べた。Psbrc1変異体はシュートの分枝が増加する表現型を示した。この変異体はストリゴラクトン(SL)を合成することができたが,SLの添加には応答しなかった。SL欠損変異体ramosus(rms1)で見られる表現型の多面性は,Psbrc1変異よりも大きく,rms1変異体は比較的矮性で上位の節の分枝がより多くなった。PsBRC1遺伝子は主に側芽で発現しており,合成SLであるGR24の直接添加により転写の上方制御を受け,サイトカイニン(CK)6-ベンジルアミノプリンにより下方制御を受けた。しかし,Psbrc1変異体においても,6-ベンジルアミノプリンおよび摘心に応答した腋芽の伸長が見られた。他のSL関連変異体とは違い,Psbrc1変異体では木部液におけるCKゼアチンリボシドの減少や,RMS1転写産物量の顕著な増加は見られなかったため,RMS2依存的なフィードバック機構が活性化されていないことが示唆された。rms1 Psbrc1二重変異体では,上位の節における分枝はrms1よりも顕著に増加しないにも関わらず,子葉における分枝数が顕著に増加した。以上の結果より,PsBRC1はSLとCKシグナルの統合において役割を持つが,CK応答にはPsBRC1非依存的な要素が存在していることが示された。
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分類 (2件):
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発生,成長,分化  ,  生物学的機能 
物質索引 (1件):
物質索引
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