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J-GLOBAL ID:201202242880032160   整理番号:12A1116280

金属化合物を用いるPRESAGE線量計の感度と放射線特性の最適化

Optimizing the sensitivity and radiological properties of the PRESAGE dosimeter using metal compounds
著者 (5件):
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巻: 81  号: 11  ページ: 1688-1695  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: D0627A  ISSN: 0969-806X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この研究の目的はPRESAGE線量計の組成中に市販のビスマス,スズおよび亜鉛化合物を混ぜることによる放射線変調効果を調べ,照射線量増強のためにその種化合物の適用性を見ることである。さらに,水等価PRESAGE線量計で線量応答が強化したものを与える処方として,これら金属化合物が使えることを実証した。種々の濃度の金属化合物を新たに開発したPRESAGE処方に添加し,得た線量計を100kVと6MV光子ビームで照射した。金属化合物を加えたPRESAGE線量計と加えないものの感度と放射線特性の比較を実施した。照射の前後での光学密度変化を分光光度計で測った。一般に,PRESAGE線量計の組成に金属化合物を加えると,照射に対する線量計の感度は金属化合物の型と濃度に応じて向上したが,ビスマス化合物が最高の線量増強係数を見せた。それに加えて,これらの金属化合物は照射後2週間にわたってPRESAGE線量計の吸収値の保持を改善した。かくして,1~3mM(0.2wt%)の三種の金属化合物の線量計の組成への添加は線量計の感度を向上させ,より長時間についての事後応答の安定化に効率的に資することが分かった。さらに,少量の金属化合物の添加がPRESAGE線量計の前駆体の重合を加速させ,製造時間をかなり短縮させた。最後に,金属化合物で最適化した水等価PRESAGE線量計の処方を,kVおよびMV放射線治療線量測定において臨床適用に提案する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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線量計測・計測器 
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