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J-GLOBAL ID:201202243176664034   整理番号:12A0171623

ノーフォーク島の遺伝的隔離集団における偏頭痛の遺伝率と全ゲノム連鎖解析

Heritability and genome-wide linkage analysis of migraine in the genetic isolate of Norfolk Island
著者 (10件):
資料名:
巻: 494  号:ページ: 119-123  発行年: 2012年02月15日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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偏頭痛は複雑な環境ゲノム病因をもつ一般的な神経血管障害である。偏頭痛感受性遺伝子を同定する目的で,著者らはオーストラリア,ノーホーク島の隔離集団について研究を行った。ノーフォーク島の永住民の大部分は,Bounty号の不名誉な反乱に関った18世紀イギリス船員とポリネシア人集団の子孫である。創始者一族につながる377名の大家系を含む総計600名を対象とした。国際頭痛疾患II判定基準分類を用いて全個人が偏頭痛の表現型決定をされた。全対象者はマイクロサテライトマーカーの全ゲノムパネルで遺伝子型決定された。系統樹の遺伝子型と表現型は,プログラムSOLARにより実行された遺伝率と連鎖法を用いて解析された。追跡関連解析はCLUMPプログラムを用いて行われた。ノーフォーク島集団を示すと同定された合計154名の偏頭痛症例(25%)は偏頭痛の危険度が高かった。377名のメンバーからなる系統樹の遺伝力推定は偏頭痛に対する有意な遺伝要素を示した(h<sup>2</sup>=0.53,P=0.016)。連鎖解析は染色体13q33.1(P=0.003)と染色体9q22.32(P=0.008)にピークを示した。ノーフォーク島個体とは関係のない残りの223名の関連解析は,関連の証拠を示し,連鎖知見を強く支持した(P<0.05)。結論として,ノーフォーク島の遺伝的隔離集団における偏頭痛の全ゲノム連鎖解析と追跡関連解析は染色体9q22.22と13q33.1の偏頭痛感受性座の証拠を提示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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集団遺伝学  ,  原因不明の疾患・その他の疾患一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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