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J-GLOBAL ID:201202243323821523   整理番号:12A0653240

前駆体イオンおよび中性損失走査依存生成物イオンスペクトル取得とデータマイニングツールを用いたグルタチオンおよびシアン化合物付加物の同時スクリーニング

Simultaneous Screening of Glutathione and Cyanide Adducts Using Precursor Ion and Neutral Loss Scans-Dependent Product Ion Spectral Acquisition and Data Mining Tools
著者 (5件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 964-976  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W0174A  ISSN: 1044-0305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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薬物はそれぞれグルタチオン(GSH)とシアン化物(CN)によって容易に捕捉されるソフトおよびハード求電子試薬に代謝的に活性化できる。分離したタンデム質量分析により,これらの付加物は頻繁に検出され,構造的に特徴付けられる。筆者らはGSHおよびCN付加物の新しい同時スクリーニング法を示した。本方法はトリプル四重極線形イオントラップ質量分析に関する前駆体イオン(PI)および中性損失(NL)走査依存生成物イオンスペクトル取得とデータマイニングツールを用いた。肝臓ミクロソームと試験化合物を用いてGSH,青酸カリおよびその安定同位体標識類似物質をインキュベートした。増強分解能(ER)スペクトルとその後の増強生成物イオン(EPI)スペクトルの取得を誘起する分析走査として,GSH付加物検出の負PI走査m/z272とCN付加物検出の正NL走査27および29Daを行った。NLフィルタ129および27Daを用いて,EPIデータセットの後取得データマイニングを行い,それぞれGSH付加物とCN付加物を明らかにした。検出した付加物の同位元素パターンとEPIスペクトルを用いて,分子量の分子構造を同定した。ラット肝臓ミクロソームから生成したネファゾドンの反応性代謝産物の分析により,本方法の有効性を評価した。既知のGSHおよびCN捕捉反応性代謝産物に加え,ネファゾドンの新しいCN付加物のいくつかを同定した。結果は,本アプローチがソフトおよびハード反応性代謝産物両方の分析において非常に効果的であり,高スループット法として創薬に利用できることを示した。Copyright 2012 American Society for Mass Spectrometry Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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質量分析  ,  ペプチド 

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