文献
J-GLOBAL ID:201202243335388604   整理番号:12A0262825

Fe分が豊富な水性土壌懸濁液中でのリンゴ酸によるCr(VI)の還元

Reduction of Cr(VI) by malic acid in aqueous Fe-rich soil suspensions
著者 (3件):
資料名:
巻: 86  号: 10  ページ: 973-978  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
有機還元剤による還元を通したCr(VI)の解毒作用は,Cr(VI)で汚染された土壌の改質のための効果的な方法であると見なされていた。しかし,そのような改質戦略は,Cr(VI)の低い還元率のため,実際的な応用は限定されている。この研究において,りんご酸によるCr(VI)還元に関する二種のFe分が豊富な土壌(アルティソル及びオキシソル)の触媒効果を評価した。結果で示す通り,二種の土壌は,低pH条件において,りんご酸によるCr(VI)の還元を明らかに加速することができ,一方,そのような触媒の影響は,pHの上昇を徐々に抑えた。pH3.2で,48時間の反応後に,しゅう酸はアルティソルの上澄み液において検出され,それはりんご酸における水酸基の酸化及びC2とC3間の結合の破断を示唆している。アルティソルの触媒の反応性は,オキシソルのそれより著しく大きいことがまた判明し,それは,りんご酸によるアルティソルの還元溶解から解放されたFe(II)の量がオキシソルのそれより大きいという事実に部分的に起因し得る。Al(III)を添加して,アルティソルからの触媒効果は,調査したpH範囲では阻害された。これに反し,Cu(II)の存在は,アルティソルの触媒効果を増大させ,それはpHの上昇と共に顕著になった。この研究は,有機分解プロセス又は植物排泄から起因する有機還元剤の一種であるりんご酸などの有機還元剤を用いる,Cr(VI)汚染により課せられた環境リスクの除去のための可能性のある方法を提案した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  土壌汚染 

前のページに戻る