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J-GLOBAL ID：201202243352770571   整理番号：12A0784828

Au(111)上の4-メルカプトピリジン自己組織化単分子層の複雑な表面化学

Complex Surface Chemistry of 4-Mercaptopyridine Self-Assembled Monolayers on Au(111)

著者 (7件)： RAMIREZ E. A. (Universidad Nacional de La Plata - CONICET, La Plata, ARG) ,  CORTES E. (Universidad Nacional de La Plata - CONICET, La Plata, ARG) ,  RUBERT A. A. (Universidad Nacional de La Plata - CONICET, La Plata, ARG) ,  CARRO P. (Universidad de La Laguna, Tenerife, ESP) ,  BENITEZ G. (Universidad Nacional de La Plata - CONICET, La Plata, ARG) ,  VELA M. E. (Universidad Nacional de La Plata - CONICET, La Plata, ARG) ,  SALVAREZZA R. C. (Universidad Nacional de La Plata - CONICET, La Plata, ARG)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 17  ページ： 6839-6847  発行年： 2012年05月01日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Au(111)表面上の水溶液またはエタノール溶液からの4-メルカプトピリジン(PyS)の吸着を,さまざまな表面キャラクタリゼーション手法および密度汎関数理論計算(DFT)により研究した。XPSおよび電気化学的測定により,PySの0.1MNaOH水溶液中への短い浸漬時間(数分)の結果,表面被覆率0.2のPySの自己組織化単分子層(SAM)が形成されることが示唆された。走査型トンネル顕微鏡観察からAu表面を島状構造が覆っていることがわかった。また,自己組織化をエタノール中で行った場合吸着イオウが主要生成物となる。この原因は,エタノール中では表面反応にPyS SAMの分解が含まれるためである。DFT計算は,S-Au(111)系の高い安定性によって推進されるジスルフィド形成をとおして表面反応が進行することが示唆された。

シソーラス用語： *金 ,  *表面 ,  *単分子層 ,  密度汎関数法 ,  *表面反応 ,  分解反応 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *自己組織化単分子層

分類 (2件)： 液-気界面  (CB12020U) ,  芳香族単環チオール  (CF05110U)

物質索引 (2件)： 4-メルカプトピリジン ,  エタノール

タイトルに関連する用語 (3件)： Au ,  自己組織化単分子層 ,  表面化学