抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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一連のZn<sub>1-x</sub>Mn<sub>x</sub>Al<sub>2</sub>O<sub>4</sub>(x=0.001~0.08)蛍光体を慣用の固相反応経路で合成した。真空紫外線(VUV,E>50000cm<sup>-1</sup>,λ<200nm)下の光ルミネセンスと低電圧電子ビーム励起下の陰極線ルミネセンスを評価した。ルミネセンス減衰も測定した。172/147nm励起で約510nmにピークを持つ強力な緑色発光を観測した。最適蛍光体Zn<sub>0.99</sub>Mn<sub>0.01</sub>Al<sub>2</sub>O<sub>4</sub>(ZAM)のルミネセンスを市販の緑色蛍光体Zn<sub>2</sub>SiO<sub>4</sub>:Mn<sup>2+</sup>(ZSM)と比べた。ZAMの最大発光強度は172/147nm及び低電圧電子ビーム励起下のZSMのそれよりも高かった。色度座標の値は蛍光体が三色全領域を明らかに拡張できることを明らかにした。ZnAl<sub>2</sub>O<sub>4</sub>:Mn<sup>2+</sup>蛍光体は無水銀灯,液晶ディスプレイの電界放出バックライト,プラズマ平面バックライトの候補になり得ることを示した。(翻訳著者抄録)