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J-GLOBAL ID:201202243405448979   整理番号:12A0230630

Hediste diversicolor(ゴカイ属,多毛類)はPAH汚染評価の優れた候補と考えることができるか 多重マーカー手法

Can Hediste diversicolor (Nereidae, Polychaete) be considered a good candidate in evaluating PAH contamination? A multimarker approach
著者 (7件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 875-882  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,管理した実験室条件下で多環芳香族炭化水素(PAHs)へのHediste diversicolorの生物学的応答の予備的特性化法を開発することであった。PAH曝露の影響を試験するために,1組のバイオマーカーを,10日間実験室条件で亜致死性濃度のベンゾ[a]ピレン(0.1と0.5mgL-1)に曝露した多毛類に適用した。試験したバイオマーカー組は,酸化ストレスバイオマーカー(グルタチオン含量,カタラーゼの酵素活性,グルタチオンS-トランスフェラーゼ,グルタチオンレダクターゼ,グルタチオンペルオキシダーゼ),ペルオキシとヒドロキシラジカルに対するオキシラジカルスカベンジャー容量(TOSC)及び全身体で測定したペルオキシソーム増殖のバイオマーカーとしてのアシルCoAオキシダーゼ(AOX)の活性を含め,更に,リポフスチンと中性脂質蓄積及びCa2+-ATPアーゼ活性を腸管上皮で分析し,リソソーム膜安定性と遺伝毒性影響を体腔細胞の小核のDNA鎖切断と頻度として測定した。また,化学分析も行って曝露期間後の多毛類のベンゾ[a]ピレン(B[a]P)生体内蓄積レベルを確証した。得られた結果は,B[a]PがH.diversicolorで測定したほとんどのパラメータで大きな変化を引起すことを示した。この有機化合物への生物学的応答は腸管上皮と体腔細胞で測定したバイオマーカーで特に大きく,これらの組織がこの実験条件でより大きく影響を受けることを強調した。河口や海岸生態系のこの底生生物種の主要な栄養サイクルを考慮して,本研究はH.diversicolorが有機物汚染の適切なバイオマーカーであることを確認した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響  ,  バイオアッセイ 

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