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J-GLOBAL ID:201202243469970342   整理番号:12A1030484

血漿アミロイド-βオリゴマーレベルはアルツハイマー病診断のバイオマーカーである

Plasma amyloid-β oligomers level is a biomarker for Alzheimer’s disease diagnosis
著者 (19件):
資料名:
巻: 423  号:ページ: 697-702  発行年: 2012年07月13日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アミロイドβ(Aβ),特にAβオリゴマー,はアルツハイマー病(AD)発病において重要である。著者らは,44人のAD患者と22人の認知障害のないコントロールの血漿Aβ40,Aβ42及びAβオリゴマーレベルについて研究を行なった。認知機能は中国版ミニメンタルステート検査(MMSE),短縮された精神テスト(AMT)及びアルツハイマー病評価尺度の認知機能評価尺度(ADAS-cog)により評価した。血漿AβモノマーとオリゴマーレベルはELISA法で測定した。著者らは,ADとコントロール間の血漿Aβ40及びAβ42レベルの中央値は同様であり,認知との明確な相関関係はなかった。血漿AβオリゴマーレベルはコントロールよりもADでより高かく(642.54ng/ml[レンジ103.33-2676.93]対444.18ng/ml[レンジ150.19-1311.18],認知と負に相関していた。多変量ロジスティック回帰分析によると,性別,年齢及びAPOE4遺伝子型の調整後において,Aβオリゴマーの最も高い三分位値が,中間と最も低い三分位値を組み合わせたグループよりも,ADのリスクが増加していることを示していた(OR=8.85,p=0.013)。血漿Aβオリゴマーレベルの上昇はMMSEとAMTスコアの減少(それぞれ,p=0.037,p=0.043),及びADAS-cogスコア(p=0.036)の増加と関連していた,そのことは認知機能との負の相関を示唆している。著者らは,血漿AβオリゴマーのレベルはAD診断の有用なバイオマーカーであると結論した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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神経系の診断  ,  基礎診断学 
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