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J-GLOBAL ID:201202243513969616   整理番号:12A0593383

脂質二分子膜モデルにおける抗微生物ペプチドCM15の比較分子動力学シミュレーション

Comparative molecular dynamics simulations of the antimicrobial peptide CM15 in model lipid bilayers
著者 (4件):
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巻: 1818  号:ページ: 1402-1409  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗微生物ペプチド(AMP)CM15の3μs比較分子動力学シミュレーションを実施し,2つの脂質二分子膜モデルのPOPC及び混合POPG:POPC(1:2)とそれの相互作用を体系的に研究した。αヘリックスまたはランダム螺旋構造から開始し,CM15は両二分子膜に挿入することを見出した。ペプチド-脂質相互作用は双性イオンPOPCよりもアニオンPOPG:POPCにおいて強く,それはCM15と負電荷POPG間の静電相互作用に顕著に寄与した。ランダム螺旋としてCM15により開始したシミュレーションにより,脂質-水界面でのペプチド折畳み研究を可能にした。興味あることに,CM15折畳みはPOPG:POPCよりもPOPCにおいて速いように思われ,それは前者の系における構造再配列の低活性化エネルギーによりおそらく説明できた。これらのデータから,ランダム螺旋構造と比較して,折畳み前αヘリックスのCM15は脂質との相互作用を顕著に低下することを示唆し,始発ペプチド構造は100ns時間スケールに関するシミュレーション結果にバイアスをかけるらしい。この結果は将来のAMPシミュレーションの実施及び解釈において考慮される必要があるだろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抗生物質一般  ,  生体膜一般 
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