抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マイクロシミュレーションは過去15年間以上にわたり発展してきた輸送モデリングで,利点もあるが,実務者たちからの批判もある。本手法は個々の車両の追随,車間距離受容,車線変更の干渉モデルに大きく支配されるが,個別車両の挙動のモデル化の試みには欠陥があり,統一性が欠けるとされる。本稿ではTMF(Tarnsport Modelers Forum)での議論に続くこの問題について解説する。これらの問題点には,マイクロシミュレーションのモデル作成が高価,校正が不可能,単一ジャンクションまたは小規模道路だけに適用できること,交通量配分ができない,過剰交通量に対応できない,また結果の変化が大きいこと等が含まれる。最も大事なことは,これらの欠点に陥らないように,実務者または監査者を支援するために発行されるマイクロシミュレーションの指導書で注意すべきことである。