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J-GLOBAL ID:201202243533996490   整理番号:12A1311111

選択した真菌培養による農薬のテルブチラジン,ジフェノコナゾールとペンジメタリンの分解

Degradation of terbuthylazine, difenoconazole and pendimethalin pesticides by selected fungi cultures
著者 (13件):
資料名:
巻: 435-436  ページ: 402-410  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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農薬のような生体異物化合物による水の汚染は,現在ヨーロッパの水資源を汚染する農薬のかなりのレベルによる深刻な環境問題を提示する。本研究の目的は,バッチ液体培養物において,農薬のテルブチラジン,ジフェノコナゾールとペンジメタリンの生分解に関する,真菌のFusarium oxysporum,Aspergillus oryzae,Lentinula edodes,Penicillium brevicompactum,およびLecanicillium saksenaeの能力を評価することであった。調査した農薬を代謝できる真菌の濃縮,分離,およびスクリーニングにより,P.brevicompactumとL.saksenaeを得た。2つの農薬前処理した材料(土壌と生物学的混合物)から,分離株を得た。本研究で得られた結果は,調査した真菌が他の同様の研究で得られた結果と比較して,この生体異物のバイオトランスフォーメーションの比較的の高い能力を持つことを示した。主要な生分解はP.brevicompactumで達成されたが,液体培地からのテルブチラジンの最高除去率は,A.oryzae(~80%)で達成された。テルブチラジンを代謝するP.brevicompactumの高い能力は,おそらく除草剤による汚染への慢性的な暴露により獲得された。L.saksenaeは,バッチ液体培養物中の利用可能なペンジメタリンの99.5%を除去できた。L.edodesは,特にジフェノコナゾールとペンジメタリンの生分解に関して高い可能性を有する真菌であることが判明した。さらに,代謝物のデスエチル-テルブチラジンがL.edodes液体培養物中で検出され,この真菌によるテルブチラジンの生分解を示した。調査した真菌株は,調査した生体異物または類似の固有の特徴を持つ化合物で汚染された廃水を含む生物浄化システムの効率を上げ,活性な農薬分解微生物として有益であることを証明できた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の生物学的処理  ,  農薬 

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