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J-GLOBAL ID:201202243569985541   整理番号:12A1116858

シナプスおよびシナプス外NMDA受容体は異なる内因性共作動因子により開閉する

Synaptic and Extrasynaptic NMDA Receptors Are Gated by Different Endogenous Coagonists
著者 (18件):
資料名:
巻: 150  号:ページ: 633-646  発行年: 2012年08月03日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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N-メチル-D-アスパラギン酸受容体(NMDAR)はシナプスおよびシナプス外に位置する神経細胞膜に局在し,そこで異なる生理学的および病理学的過程を仲介すると考えられている。NMDARの活性化にはグルタミン酸と,NMDAR生理学におけるその特性と影響が分かりにくい共作動因子を必要とする。著者らは,シナプスおよびシナプス外NMDARが異なる内因性共作動因子,D-セリンおよびグリシンによりそれぞれ開閉することを示す。共作動因子の分割された有用性はD-セリンに対するシナプスNMDAR,ならびにグリシンに対するシナプス外NMDARの選択的親和性と一致する。さらにグリシンおよびD-セリンはサブユニット依存的にNMDARの表面輸送を阻害し,これはNMDAR細胞内局在性に影響を及ぼす。この共作動因子の差を利用し,シナプスNMDARのみに依存する長期増強およびNMDA誘導性神経毒性を示す。逆にいうと,長期抑制はシナプス受容体およびシナプス外受容体の両方を必要とする。著者らの観察から,NMDARの作動モードに対する重要な洞察が得られ,脳生理学におけるシナプスNMDARとシナプス外NMDAR間の機能的な差が強調される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  中枢神経系 
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