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J-GLOBAL ID:201202243584275526   整理番号:12A0228644

日本海溝周辺における太平洋プレート内の地震発生機構

Focal Mechanisms of Small Earthquakes within the Pacific Plate near the Japan Trench
著者 (5件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 75-90  発行年: 2012年01月25日 
JST資料番号: G0931A  ISSN: 0037-1114  CODEN: JISHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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太平洋スラブ内の地震発生機構に関する研究はこれまで多くなされているが,二重浅発地震面下面の地震についてはその発生頻度が低く発震機構解の情報が不足している。また,二重浅発地震の震源域は陸上の観測点から離れているため震源球上での観測点の配置に偏りが生じることも二重浅発地震面で発生する地震の発震機構解の推定をより困難なものとしている。本研究では2000~2009年に発生した二重浅発地震面の地震の発震機構解を陸上の観測網のデータに海底地震計(OBS)のデータを加えることにより推定し,その空間分布から太平洋スラブ内の応力場について議論する。次のような結果が得られた。1)二重浅発地震面上には従来存在が確認されていた正断層型地震に加えて,プレート境界型地震に対応する低角逆断層型地震も含まれる。及び2)1933年三陸地震の震源域では二重浅発地震面の上下面との間にも地震が発生しており,プレート境界から深さ約15kmを境に浅部側に正断層型地震,深部側に逆断層地震が分布する。これらの観測結果は二重浅発地震面を形成する応力場がプレートのベンディング・アンベンディングモデルにより説明される。
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地震の物理的性質 
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