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J-GLOBAL ID：201202243626605769   整理番号：12A1117441

摩擦攪拌処理マグネシウム合金の微細組織及び引張挙動

Microstructure and tensile behavior of a friction stir processed magnesium alloy

著者 (3件)： MANSOOR Bilal (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Michigan, Ann Arbor, MI 48109-2136, USA) ,  MANSOOR Bilal (Materials Sci. and Engineering, Masdar Inst. of Technol., Abu Dhabi, United Arab Emirates) ,  GHOSH A.k. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Michigan, Ann Arbor, MI 48109-2136, USA)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 60  号： 13-14  ページ： 5079-5088  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多パス摩擦攪拌処理(FSP)と引続く温間プレッシングが押出状態のZK60Mg板に及ぼす影響を調査した。ここでは,微細組織,集合組織,及び,結果の機械的性質について報告する。板の上面と下面を一定の深さまで多パスFSP処理を行い,攪拌,遷移及び中心領域に関連する3つの明確に異なる微細組織帯を持った新規な層状組織を得た。攪拌帯は材料全体の凡そ55vol.%を占めるが,FSPと引続く200°Cでのプレスによって,粒径が0.8μmという超微小結晶組織となる。約10vol.%である遷移領域では,小さな結晶粒のマトリックスの中に高度に剪断変形した粗大結晶粒が分散している。しかし,およそ35vol.%を占める中心領域では,押出の名残の全体的な二重組織の中の粗大結晶粒内に多数の双晶が見られる。処理されて強い基底集合組織を持つMgは,300MPaを越える高い降伏強度を示し,10%以上にもなる十分な引張延性を維持した。処理されたMgの優れた機械的性質が,UFG(超微小結晶粒)組織の攪拌帯,より微小な析出物と強い基底集合組織という特徴を持った層状微細組織に強く影響されていることを見出した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *表面加工 ,  *マグネシウム合金 ,  *金属組織 ,  集合組織 ,  *機械的性質 ,  層状組織 ,  結晶粒微細化 ,  降伏強さ ,  伸び率 ,  引張強さ ,  合金 ,  変形双晶 ,  延性 ,  温間加工 ,  変形 ,  *圧縮加工 ,  *摩擦撹拌処理
準シソーラス用語： ZK60 ,  *温間圧縮 ,  温間変形 ,  超微細粒合金

分類 (3件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  その他の塑性加工  (WC04090Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 摩擦攪拌処理 ,  マグネシウム合金 ,  微細組織 ,  引張挙動