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J-GLOBAL ID：201202243669721207   整理番号：12A0526456

リアルに考える 原発のたたみ方 電力システム改革 小売りサービス多様化モデル

著者 (1件)： 澤昭裕 (国際環境経済研)
資料名： 一橋ビジネスレビュー  (Hitotsubashi Business Review)
巻： 59  号： 4  ページ： 62-77  発行年： 2012年03月22日 
JST資料番号： G0353A  ISSN： 1345-9953  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年12月,経済産業大臣が電力システム改革に関するタスクフォース論点整理(論点整理)を公表し,電力供給システムの問題点を列挙した。大規模集中発電がリスクに脆弱だという問題意識での改革は正しいか。発送電分離モデルは安定供給,燃料調達の対外交渉力の面で問題が大きく,原子力発電への量的/経済的依存度を短期的に低下させることは困難である。新たな電力システム構築に向けて,1)システム改革の方向性:送電線開放モデルの限界,2)システムが備える必要条件と改革の方向性,3)小売サービス多様化モデル,4)国際成長戦略と大規模卸電力会社,5)東電の将来像について提案した。原発のたたみ方は,電力システム改革,電力産業体制論とセットでかつ現実的な解を考える必要がある。

シソーラス用語： *電力系統 ,  原子力発電 ,  必要条件 ,  *電力供給 ,  分離 ,  *小売業 ,  *モデリング ,  企業成長 ,  多様性 ,  リスク管理
準シソーラス用語： 電力システム ,  発送電分離 ,  電力会社

分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

タイトルに関連する用語 (8件)： 原発 ,  たたみ ,  電力システム ,  改革 ,  小売り ,  サービス ,  多様化 ,  モデル