文献
J-GLOBAL ID:201202243757939158   整理番号:12A0625499

ヘリセン類: 合成と応用

Helicenes: Synthesis and Applications
著者 (3件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 1463-1535  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: B0256A  ISSN: 0009-2665  CODEN: CHREAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ヘリセン化合物はベンゼンあるいはその他の芳香族環のortho-融合によって得られる非平面スクリュー型骨格の多環芳香族化合物である。最初に合成されたのは1903年(MeisenheimerとWitte)に溯るが,その後,数10年間は進展は見られなかった。ヘリセン化合物が再び注目され,今日のような発展を見たのは,1950年代のNeumanらの研究に負うところが大きい。本レビューでは1900年から2011年初めまでのヘリセンの化学の進歩を包括的に論じた。第二章ではヘリセンの一般的性質について記述した。第三章ではカルボヘリセンの合成法を,光環化,Diels-Alder反応,Friedel-Crafts型反応,金属触媒環化,ラジカル環化などの反応に分けて論じた。第四章ではヘテロヘリセンの合成法を六員環と五員環構築を含むものならびに天然のヘリックス構造物質の全合成に分けて示した。第五章ではヘリセンの不斉合成と光学分割を中心に論じた。第六章ではヘリセン化合物の化学反応性と転換反応を,分子内環化,還元と酸化,転位,分子内付加,二量化,ヘリックス骨格の直接C-H官能化,官能基の転換及びヘリックス構造の有機金属化合物生成の観点から論じた。第七章ではヘリセン化合物の応用例を,不斉触媒,分子マシーン,色素物質,高分子,分子認識,自己組織化,Langmuir-Blodgett膜,液晶などについて示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化学反応一般  ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  ,  複素環化合物一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る