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J-GLOBAL ID:201202243778112482   整理番号:12A1095595

Ti-Ni合金の電子構造:XPSとNEXAFS研究

Electronic structure of Ti-Ni alloys: An XPS and NEXAFS study
著者 (6件):
資料名:
巻: 537  ページ: 190-196  発行年: 2012年10月05日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二元系均質合金Ti55Ni45,Ti50Ni50及びTi45Ni55の電子構造をX線光電子分光とX線吸収端微細構造で調べた。得られた実験データをTi-Ni合金の生成に関する占有と非占有d状態密度の再分配の導出に用いた。測定したTiとNiL2,3X線吸収端強度から合金生成によるTiとNiのd殻占有の変化を計算した。Niのdバンドの占有は合金の生成で0.13el./原子減少し,実質的に構成元素の比に依存しないことを示したが,Tiのd殻のそれは合金の元素組成に強く依存した。要素間の電荷伝達は重要でないことが明らかとなり,NiとTiのd殻の占有の変化がd-とsp-状態間の電子密度の原子内再分配に由来することを示した。Ti50Ni50等原子合金は特異で,最低のTiのd殻占有を示し,最大のsp-電子数を示した。合金中のNi量の増加はTid電子の顕著な増加につながった。付加的なd電子は直接結合を可能とし,Ni過剰TiNi合金の弾性率の増加,マルテンサイト変態温度の低下をもたらした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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金属結晶の電子構造  ,  非晶質金属の電子構造 

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