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J-GLOBAL ID：201202243832879697   整理番号：12A0211710

不動産市場における環境不動産 環境不動産としてのビルストックの現状と今後の方向-地球温暖化問題へのビル業界の対応を中心として-

著者 (1件)： 岡本圭司 (日本ビルヂング協会連合会)
資料名： 季刊不動産研究  (不動産研究)
巻： 54  号： 1  ページ： 5-17  発行年： 2012年01月11日 
JST資料番号： L6452A  ISSN： 0532-7776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (社)日本ビルヂング協会連合会は,「ビルエネルギー運用管理ガイドライン」(2008年)を制定するとともに,「オフィスビル分野における低炭素社会実行計画」(2010年)を策定している。これらを着実に実施することにより,2020年に1990年比で床面積当たり30%のCO₂削減が可能である。また,オフィスビルを含む業務部門におけるCO₂削減への自主的な取組は近年相当な成果を挙げているが,この分野でのCO₂排出量は複雑系ともいうべき多様な要素で構成されている。環境不動産としてのビルストック形成に向けた政策展開に当たっては,知識集約型社会への展望,限界削減コストの考察,地方都市や中小ビルへの配慮が必要である。また,国内排出量取引制度は業務部門にはなじまず,都の改正環境確保条例は抜本的に見直されるべきである。(著者抄録)

シソーラス用語： *市場 ,  *事務所建築 ,  *エネルギー管理 ,  地球温暖化
準シソーラス用語： CO2排出削減 ,  *不動産市場

分類 (3件)： 開発,再開発,都市整備  (RD02030V) ,  商業建築,事務所建築  (RB05030K) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (8件)：

• 1)岡本圭司、「地球温暖化問題とオフィスビルの経営管理」、『不動産鑑定』(住宅新報社)、2008年4月号~8月号
• 2)(社)日本ビルヂング協会連合会、『ビルエネルギー運用管理ガイドラインーオフィスビルにおける地球温暖化対策の一層の推進に向けて』、2008年6月
• 3)岡本圭司、「ビルエネルギー運用管理ガイドラインの概要」、『設備と管理』(オーム社)、2009年3月号
• 4)(社)日本ビルヂング協会連合会、『オフィスビル分野における低炭素社会実行計画』、2010年8月
• 5)岡本圭司、「オフィスビル分野における中期目標をめぐって」、『経済トレンド』((社)日本経済団体連合会)、2009年5月号

タイトルに関連する用語 (7件)： 不動産市場 ,  環境 ,  不動産 ,  ビル ,  ストック ,  現状 ,  地球温暖化問題