文献

J-GLOBAL ID：201202243834596544   整理番号：12A1545806

WPECサブグループ35-高速エネルギー範囲の角度分布の散乱

WPEC Subgroup 35: Scattering Angular Distribution in the Fast Energy Range

著者 (1件)： 河野俊彦 (Los Alamos National Lab.)
資料名： 核データニュース(Web)  (Nuclear Data News (Web))
号： 103  ページ： 7-11 (WEB ONLY)  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： U0087A  ISSN： 0385-4876  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中性子弾性散乱の角度分布輸送計算に比較的高い感度を持つ場合があることを以前から石川らによって指摘されていた。核特性に対する散乱角度分布の感度が計算され,応用上Na,Fe,Uなどの主要核種の散乱角度分布を詳細に検討する必要があることが分かってきた。2010年,パリで開催されたWPEC本会議において標記の。Subgroup35(SG35)の設置が承認され,著者がまとめ役になった。ここでは,SG35の活動の概略を報告した。高速領域における角度分布の評価値を,実験に基づいたものを採用するか,共鳴パラメータから計算すべきか,あるいは光学模型計算で十分なのかの検討が,ベンチマークテストの結果を元に進められている。新しいFe,Naの共鳴パラメータがGeelとORNLで評価されており,今後主要核データライブラリにとって重要なデータとなることが期待される。

シソーラス用語： *中性子散乱 ,  *角分布 ,  感度 ,  光学模型 ,  評価試験 ,  *核データライブラリー
準シソーラス用語： *中性子角分布 ,  散乱角 ,  WPEC ,  共鳴パラメータ ,  ベンチマークテスト

分類 (1件)： 原子炉工学におけるその他の基礎的事項  (MD02050M)

タイトルに関連する用語 (5件)： サブ ,  グループ ,  エネルギー ,  角度分布 ,  散乱