文献

J-GLOBAL ID：201202243840394589   整理番号：12A1751693

散乱電力分解法における体積散乱成分の評価について

Evaluation of Volume Scattering Component in Model-based Scattering Power Decomposition

著者 (3件)： 佐藤亮一 (新潟大) ,  山口芳雄 (新潟大) ,  山田寛喜 (新潟大)
資料名： 電気学会電磁界理論研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： EMT-12  号： 122-150  ページ： 27-30  発行年： 2012年11月15日 
JST資料番号： Z0909A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 震災時の都市部の建築物の被災状況を把握する方法として偏波合成開口レーダで取得した偏波情報の散乱電力分解法による解析を検証し,有井モデルの有効性を確認した。都市そのものが破壊される事態を想定し,衛星等による偏波情報を含む散乱データを取得し,画像解析を行う散乱電力分解法の体積散乱モデルを評価した。散乱波の寄与を散乱行列で表現し,平均化共変行列に変換した。散乱電力分解の散乱メカニズムを示し,Negative power問題を回避するNNEDを示した。簡易な建築物モデルを構築してFDTD法を用いた偏波散乱解析を行い既存モデルを評価した。有井の体積散乱モデルの有効性を確認したが,多大な計算時間の問題が残った。

シソーラス用語： *合成開口レーダ ,  *リモートセンシング ,  災害調査 ,  *電磁波散乱 ,  S行列
準シソーラス用語： 散乱行列 ,  *マイクロ波リモートセンシング ,  *円偏波合成開口レーダ ,  *散乱電力分解 ,  体積散乱 ,  被災調査 ,  非負固有値分解

分類 (1件)： レーダ  (ND13010H)

引用文献 (16件)：

• YAMAGUCHI, Y. Radar polarimetry from basics to applications : Radar remote sensing using polarimetric information. 2007
• MOTT, H. Remote sensing with polarimetric radar. 2007
• BOERNER, W.-M. Introduction to Synthetic Aperture Radar (SAR) Polarimetry. 2008
• LEE, J.-S. Polarimetric radar imaging from basics to applications. 2009
• VAN ZYL, J. J. Synthetic Aperture Radar Polarimetry. 2011

タイトルに関連する用語 (4件)： 散乱 ,  分解法 ,  体積 ,  評価