文献
J-GLOBAL ID:201202243848745712   整理番号:12A0510056

熱イオン化質量分析法による個別プルトニウム-ウラン混合粒子中のプルトニウムおよびウランの同位元素比の同時測定

Simultaneous determination of plutonium and uranium isotope ratios in individual plutonium-uranium mixed particles by thermal ionization mass spectrometry
著者 (6件):
資料名:
巻: 314  ページ: 57-62  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
MOX(ウラン(U)-プルトニウム(Pu)混合酸化物)燃料から形成された粒子などのPuおよびUの混合試料中の同位元素比を分析するためにPuおよびUの同時定量が好ましい。本研究においては熱イオン化質量分析法(TIMS)を連続加熱法とともに用いて化学分離の必要のないすべてのプルトニウムおよびウランの同位元素の同時測定のための方法を開発した。本研究にいおいて用いられた0.6~2.3μmのサイズを有するMOX粒子はプルトニウム(SRM947)とウラン(U500,235U50%濃縮)との混合溶液から作られた。サブマイクロメートルサイズ範囲のものを含むすべてのMOX粒子について得られたプルトニウムおよびウランの同位元素比は認証値と誤差範囲で良好に一致した。特に,238Uの同重体干渉のために難しい238Pu/239Pu同位元素比の測定が正確に行われた。238U信号プロフィルのピーク重ね合せから238Puピークにおける238U強度のバックグラウンドが推定される補正を用いることによって238Pu/239Pu比が得られた。さらに,241Puの崩壊によって形成される241Amによる影響を受けずに241Pu/239Pu同位元素比を正確に測定することができた。1.12μmの直径を有するMOX粒子について,238Pu/239Pu,240Pu/239Pu,241Pu/239Pu,および242Pu/239Puの同位元素比の相対標準偏差(2RSD)はそれぞれ15.2%,3.4%,12.5%,および5.1%であった。234U/238U,235U/238U,および236U/238Uの同位元素比の相対標準偏差(2RSD)はそれぞれ7.0%,3.0%,および41.2%であった。本研究において開発された方法は,化学分離をまったく行わずにプルトニウムおよびウランの少量の同位元素でも同時に測定するその能力のために,PuおよびUの混合試料の分析のための強力なツールになると期待される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
質量分析  ,  塩基,金属酸化物  ,  核燃料の基礎的性質 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る