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J-GLOBAL ID:201202243905678342   整理番号:12A0362067

イネの苗の病害に対する生物防除剤Talaromyces sp. KNB422菌の作用機構

Mode of action of Talaromyces sp. KNB422, a biocontrol agent against rice seedling diseases
著者 (5件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 56-61 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: F0886B  ISSN: 1348-589X  CODEN: JPSTCF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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イネの苗から分離されたTalaromyces sp.KNB422菌は,幾つかのイネの苗の病害に対して極めて有効な菌である。その作用機構を明らかにするため,KNB422菌とRhizopus oryzae,Pythium graminicolaおよびGibberella fujikuroiとの相互作用をin vitroで調べた。PDA培地では,KNB422菌はこれら病原菌の菌糸体の上に菌糸を広げた。KNB422菌とR.oryzaeおよびP.graminicolaとの相互作用を走査電子顕微鏡で調べた。その結果,KNB422菌の菌糸は,これら病原菌の菌糸を取り囲むように成長して菌糸内部に侵入した。さらに,蛍光顕微鏡観察の結果,KNB422菌はG.fujikuroiの菌糸の方向に成長して菌糸内部に侵入し,G.fujikuroiの菌糸を溶解することがわかった。KNB422菌は,R.oryzae,P.graminicolaおよびG.fujikuroiなどの病原菌に寄生してそれらの成長を阻害する能力を有していると考えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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稲作  ,  菌類による植物病害  ,  生物的防除  ,  微生物に対する農薬 
引用文献 (22件):

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