抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スマートグリッドを巡っては,各国が戦略的に標準化に取り組むなど,巨大な市場における国際競争はすでに始まっている。すでに欧米諸国では,電力に関して各国が抱える主たる課題の解決に向け,スマートグリッドの導入が進んでいる段階である。しかしながら,生活者への利益を考えれば,スマートグリッドとスマートシティは異なる議論とせず,レイヤの異なる同一の議論とすべきであり,これは出遅れ感のある日本の国際競争での勝機とも考えられる。本稿では,スマートグリッドを中心に各国の国際標準化の取り組みを追いかけた上で,それらを活用するスマートシティの取り組みと課題をまとめ,スマート社会の実現とその市場での日本の国際競争力について概説した。(著者抄録)