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J-GLOBAL ID:201202243948955781   整理番号:12A0705543

トウモロコシのタペート組織は蛋白質類とフラボノイド類を合成および貯蔵しそれらを花粉表面に移動するために多様な機構を採用している

The Maize Tapetum Employs Diverse Mechanisms to Synthesize and Store Proteins and Flavonoids and Transfer Them to the Pollen Surface
著者 (7件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 1548-1561  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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花の葯は花粉に成熟する小胞子類を封入する4層の細胞を持っており,タペート組織が隣接する小胞子の表面に移動する蛋白質類やフラボノイド類を合成しているが,トウモロコシにおけるこれら花粉被覆物質の合成,貯蔵および移動の機構はArabidopsis thalianaの場合とは完全に異なっている。トウモロコシの花粉上では,グルカナーゼ,キシラナーゼおよび新規の花粉被覆プロテアーゼ(ZmPCP)の三つの蛋白質類が優勢であった。葯の発育中において,グルカナーゼとキシラナーゼの転写物類は発育中期に表れるが,プロテアーゼの転写物は晩期に出現した。プロテアーゼとキシラナーゼの転写物は葯のタペート組織にのみ存在したが,グルカナーゼの転写物は広く分布していた。ZmPCPはシステインプロテアーゼファミリーに属していたが,密接に関連するパラログ類は存在せず,三つの蛋白質類はタペート組織で合成され,タペート組織の死後は成熟花粉に存在した。グルカナーゼは小胞体由来の小胞類に局在し,キシラナーゼはサイトソルに,プロテアーゼは液胞に,フラボノイドは小胞体のサブドメインに局在し,その局在場所には重複がなかった。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  酵素一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞膜の輸送 

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