文献
J-GLOBAL ID:201202244011875002   整理番号:12A0758813

アルカリ前処理により増進するセルロースのC2~C3ポリオールへの水素化分解転化

Enhanced hydrogenolysis conversion of cellulose to C2-C3 polyols via alkaline pretreatment
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 607-612  発行年: 2012年06月20日 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アルカリ前処理を適用してセルロースのC2~C3ポリオールへの水素化分解転化を増進させた。アルカリセルロースはセルロースを各種濃度のNaOH溶液により処理して得た。走査型電子顕微鏡検査(SEM)およびX線回折(XRD)の結果は,アルカリ処理後,セルロース分子鎖の分解が起き無定形部が増加することを明らかにした。これは,アルカリセルロースの方が接近しやすい構造であることを意味している。その上,アルカリセルロース中に吸収されたNaOH結晶は弱い塩基条件下で反応をさらに進める。Ru/C上でアルカリセルロースの水素化分解を433Kで行った場合,反応基質の59.23%が,主生成物として1,2-プロパンジオールおよびエチレングリコールを伴い転化した。一方,対応する未処理セルロースの転化率は25.05%であり,C2~C3ポリオールは検出されなかった。これらの予備的結果は,アルカリ前処理によるセルロース活性化の有利性およびセルロースの効率的転化の可能性を示唆した。最後に最蓋然性のある機構についても検討した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
各種有機化合物の製造  ,  多糖類 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る