文献
J-GLOBAL ID:201202244085912821   整理番号:12A1223371

伝統的選抜からゲノム選抜へ移行する時,異なるグループの動物の遺伝子型解析への影響

The impact of genotyping different groups of animals on accuracy when moving from traditional to genomic selection
著者 (6件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 5412-5421  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
伝統的選抜と比較して,ゲノム情報利用は推定育種価(EBV)の精度を増やす傾向にある。しかし,この増加の原因は知られていない。この現象を探索するため,本研究は伝統的選抜(AA)からゲノム選抜(GG)へ移行する時,精度の増加が,主に参照集団の遺伝子型解析(GA),または評価された動物(AG)によるものなのか調査した。その中で,遺伝子型解析済みと遺伝子型未解析の動物の同時使用のための結合関係行列が適用された。シミュレーションデータセットは乳牛集団を反映した。4つの異なる(すなわち,参照集団内の異なる平均的関係)少数参照集団と3つの遺伝率レベルが考慮された。参照群の動物は,高,中,低,および無作為(RND)関係を持っていた。評価された動物は,幼動物であった。少数参照集団は,測定することが困難か高価である特性(すなわち,メタン排出)をシミュレートした。選択精度は,(ゲノム)EBVの信頼性として表されて,関係を用いる選抜指標理論に基づき予測された。参照集団と評価された動物間の関連性は,予測誤差分散を用い計算された。平均(ゲノム)EBV信頼性は,遺伝率および参照集団内の平均的関係の減少と共に増加した。AAとAGの信頼性はGGのそれらより低く,GAのそれらより高かった(RNDにおいて,各0.039,0.042,0.052,および0.048,遺伝率0.01)。AAとGAの違いは小さかった。全シナリオの参照集団の全動物と参照集団との平均的関連性は,0.003から0.024に及んだ;動物が遺伝子型未解析の時にそれは最も低かった(AA;例えば,RNDの0.004),および全動物が遺伝子型解析された時に最大であった(GG;例えば,RNDの0.024)。参照集団の設計にわたり現れた差異は非常に少なかった。参照集団の動物間のゲノム関係は,表現型観察の無い評価された動物に対するものより重要でないかもしれない。従って,ゲノム選抜を用いる場合の精度の増加の主な起源は,評価された動物の遺伝子型解析によるものである。しかし,ただ1つの動物集団の遺伝子型解析は常に精度の低い推定を与える。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  飼育動物の育種 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る