抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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周囲条件下においてZnCl
2+H
2O
2の電解液を適用して亜鉛箔上にZnO膜を合成するために化学溶液堆積法を用いた。この膜の構造,形態,および化学組成をX線回折(XRD),走査型電子顕微鏡観察(SEM),エネルギー分散X線分光(EDS),およびX線光電子分光(XPS)技術を用いてキャラクタリゼーションを行なった。XRDパターンが,基板角度はZn(OH)
2の形成とZnOへの転移に顕著な影響を持つことを示した。SEM観察が,カリフラワー状およびロッド状形態が,基板角度を90°から0°へ変化させることで円盤状へと変化することを明らかにした。XPSおよびEDSの結果が,基板角度0°においてCl原子の存在を示した。XPSデータが角度90°の基板上のZnO膜の化学的純度を確認した。光ルミネセンス(PL)調査が,異なる欠陥機構に起源を持つ異なる可視光発光を見出した。形態における変化についてのあり得る成長機構を議論している。観察結果が,基板表面近傍のpHの変化は角度の変動に伴う形態の変化に対する理由として考えることができることを示した。本手法は技術的用途に対する低コストでの他の金属酸化物の製造において有望である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.