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J-GLOBAL ID:201202244142648621   整理番号:12A0144852

固定相として金属-有機構造体MIL-53(Al)を利用する位置異性体の高速液体クロマトグラフィーによる分離

High-performance liquid chromatographic separation of position isomers using metal-organic framework MIL-53(Al) as the stationary phase
著者 (5件):
資料名:
巻: 137  号:ページ: 133-139  発行年: 2012年01月07日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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金属-有機構造体(MOFs)は,有機リンカーによって結合した金属イオンのクラスター,又は連続構造体である。MOFsの構造と細孔トポロジーの多様性,大きな表面積,及び吸着親和性のために,例えば,Al(III)金属イオン,テレフタル酸リガンド,およびOH基からなるMIL-53(Al)の充填カラムを用いてortho-アルキル芳香族炭化水素の順相モードでの高速液体クロマトグラフィー(HPLC)による選択的分離が報告されている。本研究では,HPLCにおけるMOFsの可能性を調べるために,エチルベンゼン,キシレン,ジクロロベンゼン,クロロトルエン,及びニトロフェノールの位置異性体のHPLC分離の実行可能性をスラリー充填MIL-53(Al)カラムに2成分系移動相を用いて調べた。移動相の組成が,MIL-53(Al)カラムによるこれらの位置異性体の保持,分離度,及び選択性に顕著に影響した。これらの位置異性体のベースライン分離が,移動相の組成の調節によって容易に達成された。MOFsはHPLCの新規固定相として非常に有望である。上記の特性と共に,大きな熱安定性,高流速,低い背圧,及び高い分離能が,HPLCカラムの小型化と高温HPLCを可能にする。
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分類 (1件):
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クロマトグラフィー,電気泳動 
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