抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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表面波探査は非破壊方式の地盤調査法であり,弾性波(特にレイリー波型表面波)を用いた物理探査の一種である。起振機を地表面に設置し,振動の伝搬速度から地盤性状を把握する。表面波探査が適しているケース,他の調査法が適しているケースがある。表面波探査は,ボーリングの補完,地盤の変状調査,浅層混合処理工法や転圧盛土の効果確認などに適している。適用事例として次の2例を挙げた。1)地盤の支持力:小規模建築物の支持力調査として,建築予定位置において表面探査を実施した。支持力を算定し,沈下を予測して,地盤補強を提示した。2)地盤改良の施工確認:浅層混合処理工法の施工確認(品質管理)には適していると判断された。