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J-GLOBAL ID:201202244185291921   整理番号:12A1222746

指標として草食動物の乳汁を用いたダイオキシン類PCBsの土壌汚染レベルの予測

Predicting dioxin-like PCBs soil contamination levels using milk of grazing animal as indicator
著者 (6件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 964-969  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ダイオキシン類PCBs(dl-PCBs)は,人間の健康に悪影響が判明している遍在する難分解性有機汚染物質である。高汚染低域の評価を,重要な公衆衛生課題とする必要がある。本研究は,環境のdl-PCB汚染の生物指標として草食動物の乳汁を用いることを提示した。dl-PCBsの乳汁中濃度はこれら化合物の土壌濃度と関係しており,そして土壌はdl-PCB汚染の大きな環境問題を一般に反映していると仮定した。本研究で筆者等は,空間モデルにヒツジ,ウシとスイギュウの乳汁を用いて,土壌濃度を予測する可能性を評価した。このために,カンパーニア州(イタリア)の土壌と乳汁の試料をGISプラットフォームに導入して,簡易予測モデルを構築するための地球統計学的解析を行った。普通最小二乗回帰(OLS)は,土壌と乳汁汚染との間に統計的有意な相関(p<0.05)を示した。しかし,この関係は空間的に変動した。従って,地理的加重回帰(GWR)を行って,ヒツジ,スイギュウとウシの乳汁のR<sup>2</sup>値それぞれ0.91,0.77と0.66を得た。変数間の数学的関係を評価して,新たなデータを導入して,モデル性能を評価した。ヒツジ,ウシとスイギュウの乳汁を用いたdl-PCBsの土壌汚染の予測は,それぞれ23%,25%と36%の平均誤差を示した。これ等の結果によって,ヒツジの乳汁を,3つの種間で最良のdl-PCBs汚染の生物指標と考えることができた。このプロジェクトの結果は,空間予測モデルの生物指標性能を評価する提示手法の可能性を証明した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響  ,  土壌汚染 

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