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J-GLOBAL ID:201202244204556702   整理番号:12A0900824

バングラディシュのパイロット規模のハイブリッド人工湿地システムによる皮革廃水の処理

Treatment of tannery wastewater in a pilot-scale hybrid constructed wetland system in Bangladesh
著者 (4件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 1065-1073  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本報は,皮革廃水を処理するバングラディシュのハイブリッド湿地システムの汚染物質除去性能を報告した。このシステムは,地中垂直流(VF)湿地,続く水平流(HF)とVF湿地の3つの処理段階からなっていた。これらの湿地に,ヨシ(Phragmites australis)を植え,それぞれの媒体に有機ココ-ピート,キュポラスラグと小粒砂利を採用した。第一段階で,実験結果は,高有機物負荷速度(690gCODm-2d-1)下で,アンモニア(52%),硝酸塩(54%)BOD(78%)とCOD(56%)の明確な除去を実証した,即ち,同時硝化,脱窒素と有機物分解はココ-ピート媒体の特異な特性によるもので,これは硝化と有機物分解用の大気酸素移動を大きくでき,そして脱窒素用の有機炭素を供給した。第二段階のHF湿地は,PO4を平均61%除去し,主に鉄が豊富なキュポラスラッグ媒体による吸着によるものであった。砂利媒体を充填した第三段階では,更に有機炭素が欠乏する皮革廃水からBODを除去(78%)したが,廃水中にNO3の蓄積を生じた。ハイブリッドシステム全体では,NH3-N,NO3-N,BOD,CODとPO4の平均除去パーセントが,それぞれ86%,50%,98%,98%と87%であった。これらの結果は,バングラディシュにおける低コストでエネルギー効率のよい廃水処理技術として,人工湿地の広範囲な研究と適用を支援する強い証拠となった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理  ,  皮革工業 

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