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J-GLOBAL ID:201202244227309109   整理番号:12A0583934

水溶液中のスルホベタインタイプ双性イオンジェミニ界面活性剤のミセル化の熱力学性質-自由エネルギー摂動検討

Thermodynamic properties of micellization of Sulfobetaine-type Zwitterionic Gemini Surfactants in aqueous solutions - A free energy perturbation study
著者 (6件):
資料名:
巻: 375  号:ページ: 148-153  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,イオン液体-タイプジェミニイミダゾリウム界面活性剤(ILGIS)についての以前の稿で用いた自由エネルギー摂動(FEP)モデルの妥当性や精度について,それを,水溶液中で,疎水性基の異なる炭素原子やスペーサー長を有するスルホベタインタイプ双性イオン性ジェミニ界面活性剤(SZGS)のエンタルピー-エントロピー補償をモデル化することで,さらに評価する。FEPモデルにおいて,ミセル形成のための駆動力へのGibbs自由エネルギーの寄与について,分子動力学シミュレーションから得られた水和データを用いて計算した。準相分離モデルに従い,SZGSに関する水溶液中でのミセル化の熱力学的性質について論じる。結果から,水溶液中でのSZGSのミセル化は連続的であり,エントロピー駆動プロセスであることが分る。それは線形のエンタルピー-エントロピー補償であり,ILGISのミセル形成とは異なるが,アニオン界面活性剤の場合に似ている。補償温度は,ILGISより低い(302±3)Kであることが分った。温度が向上すると,ミセル化は初めは容易であるが,次には,正から負へのエンタルピー値の異常な変化により困難になる。ミセル化へのエントロピー変化の寄与は減少する傾向にあるが,エンタルピー変化の寄与は増加する傾向にある。特に,アルキル鎖とスペーサー鎖中の炭素原子数が増加するのに伴い,ミセルの熱力学的優位性と安定性の両方が増大する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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