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J-GLOBAL ID:201202244261200442   整理番号:12A1328355

Orbignya speciosa Mart.(ババスーヤシ)葉の抗侵害受容効果:アピゲニン関与の証拠

Antinociceptive effect of the Orbignya speciosa Mart. (Babassu) leaves: Evidence for the involvement of apigenin
著者 (3件):
資料名:
巻: 91  号: 9-10  ページ: 293-300  発行年: 2012年09月24日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ババスーヤシは,Orbignya speciosa Mart.(Arecaceae)の一般的な名称である。果実は,何種類かの疾患に対し使用されている。この研究では,葉から得たエタノール抽出物(EE)およびジクロロメタン分画(DF)の抗侵害受容効果を,アピゲニンと共に,侵害受容モデル(酢酸誘導腹部身もだえ,ホルマリンおよびホットプレート)を用い検討した。マウスは,EE,DF(10,30と100mg/kg,p.o.),アピゲニン(1mg/kg,p.o.),モルヒネ(5mg/kg,s.c.),アセチルサリチル酸(100mg/kg,p.o.)または溶媒(0.1ml,p.o.)で処理した。EEおよびDFは,酢酸により誘導されるねじれを低下した。両者は,ホルマリンモデルでなめ反応も阻害した。EE,DFおよびアピゲニンの抗侵害受容機構を明らかにするため,動物をアトロピン(非選択的ムスカリン様受容体アンタゴニスト,1mg/kg,s.c.),ナロキソン(オピオイド受容体アンタゴニスト,1mg/kg,s.c.),L-ニトロアルギニンメチルエステル(L-NAME,一酸化窒素シンターゼ阻害剤,3mg/kg,s.c.)またはメカミラミン(ニコチン受容体アンタゴニスト,2mg/kg,s.c.)で前処理し,ホットプレートモデルで評価した。DFにより誘導される抗侵害受容は,アトロピン,ナロキソンまたはメカミラミンにより消失し,アピゲニンの効果は,アトロピンまたはナロキソンにより有意に消失した。得られた結果は,EEおよびDFが,少なくとも一部は,オピオイドおよびコリン作動性システムにより仲介される,抗侵害受容活性を有することを示す。この効果は,ジクロロメタン分画中のフラボノイド,アピゲニンの存在による。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  解熱鎮痛薬の基礎研究 
物質索引 (8件):
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