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J-GLOBAL ID：201202244273487895   整理番号：12A1709643

中山間地域におけるデジタル・ディバイドの実態と改善可能性 地域住民の年齢・属性と意識や特性に着目して

Causes of digital divide and possibility to improve such condition in hilly and mountainous areas Focusing on age, attributes and characteristic features of inhabitants

著者 (4件)： 鬼塚健一郎 (京大 大学院農学研究科) ,  星野敏 (京大 大学院地球環境学堂) ,  橋本禅 (京大 大学院地球環境学堂) ,  九鬼康彰 (京大 大学院地球環境学堂)
資料名： 農村計画学会誌  (Journal of Rural Planning)
巻： 31  号： 論文特集号  ページ： 261-266  発行年： 2012年11月20日 
JST資料番号： Y0829A  ISSN： 0912-9731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,総務省戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)プロジェクトで対象とする3農村地域を事例として,デジタル・ディバイドの実態を分析し,今後の改善可能性について考察した。その結果,対象地域のインターネット利用率は全国平均と比較してかなり低く,都市と中山間地域間におけるデジタル・ディバイドの存在が確認された。利用率は高齢者ほど低くなり,特に60歳代以上と50歳代以下の世代間でデジタル・ディバイドが確認された。性別による差は大きくなかった。未利用者はパソコンの所有率は低いが,地上デジタルテレビや携帯電話の普及率は高かった。デジタル・ディバイドの要因としては,年代以外にインターネットに触れる機会の多寡も影響していると推察される。

シソーラス用語： *中山間地域 ,  住民 ,  年齢 ,  属性 ,  意識 ,  *農業地区 ,  *インターネット ,  実態調査 ,  利用者 ,  京都府 ,  アンケート
準シソーラス用語： *デジタルデバイド ,  地域住民

分類 (2件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D) ,  データ通信  (ND11040A)

引用文献 (9件)：

• A, トフラー. 富の未来. 2006
• 総務省. 情報通信白書. 平成22年版
• 総務省. 平成22年度 通信利用動向調査
• 小川晃子. 高齢者へのICT支援学. 2005
• 小松裕子. モバイルネットワーク社会におけるICT支援者の育成. 富山大学芸術文化学部紀要. 2012, 6, 166-172

タイトルに関連する用語 (7件)： 中山間地域 ,  可能性 ,  地域住民 ,  年齢 ,  属性 ,  意識 ,  着目