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J-GLOBAL ID:201202244286597754   整理番号:12A0334552

選択的スプライシング トランスクリプトーム柔軟性によるストレス対抗能の強化

Alternative splicing: Enhancing ability to cope with stress via transcriptome plasticity
著者 (5件):
資料名:
巻: 185-186  ページ: 40-49  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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選択的スプライシングは,より高度な真核生物に広まった遺伝子発現制御機構である。ゲノム配列及び発現,タイリングアレイ及び次世代シークエンシングに基づくゲノム全体手法は ,規模,分布及び植物におけるストレス制御遺伝子と選択的スプライシングの関係性に関する知識を増やした。ストレスに応えた選択的スプライシングの機能的意味は多くの遺伝子,特にストレス応答制御に関与する遺伝子(例えば,蛋白質キナーゼ,転写因子,スプライシング制御及び病原体抵抗性遺伝子)について定義されている。若干の遺伝子から多様なドメイン再編成を伴う蛋白質の産生は病原体-耐性遺伝子の主な選択的スプライシング機構である。非生物的ストレスへの植物応答は,ナンセンス変異による崩壊を標的とする選択的転写産物の発現からなる二次機構が特徴的である。これらはストレス関連の遺伝子発現を量的に制御する。多くの選択的スプライシング事象は植物種内及び領域を超えて,特にストレス応答で観察される,スプライシング制御因子及び他のクラスのRNA結合蛋白質をコードする遺伝子でよく保存されている。それでも,非保存的事象は,遺伝子重複のような他の機構とともに,選択的スプライシングがゲノム柔軟性を急速に増やし,新しい遺伝子機能を杯初する進化戦略を表すことを示す。最後に,作物における選択的スプライシングの制御に関与するゲノム領域の同定及び選択的スプライシングの自然に生じる可変性の研究は,逆の環境条件の下で優れた性能をもつ遺伝子型を選択するための戦略として提案する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
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