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J-GLOBAL ID:201202244295679070   整理番号:12A0777421

強いナノスケール表示媒体開発におけるファージコート蛋白質とデコレーション蛋白質の20面体らせん状複合体を活用した段階的分子ディスプレイ

Stepwise molecular display utilizing icosahedral and helical complexes of phage coat and decoration proteins in the development of robust nanoscale display vehicles
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巻: 33  号: 22  ページ: 5628-5637  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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段階的付加プロトコルは,バクテリオファージP22カプシドとファージデコレーション(Dec)蛋白質を用いてカーゴを表示するために開発された。結合したナノ金標識Decを伴うP22粒子の凍結水和標本の三次元画像再構成は,DecのN末端とC末端の位置を明らかにした。どの末端もニトリロ三酢酸ニッケル等のアフィニティー標識を通じて分子ディスプレイに容易に到達でき,カーゴ結合部位総計240カ所をもたらした。Decはβシートリッチな蛋白質であるため円偏光二色性により示され,蛍光異方性結合実験はDecが高い親和性(~110nm)でP22頭部に結合していることを示した。Decはまた,P22コート蛋白質がF170Aアミノ酸置換を含む場合に生じるらせん対称集合体であるP22ナノチューブにも結合する。結合したDecを伴う数クラスのチューブは低温電子顕微鏡法によって可視化され,その三次元構造はらせん再構成法によって決定された。全ての場合において,Dec三量体は,3つの隣接したカプソメア(6つのコート蛋白質サブユニットのオリゴマ)がお互いに極めて接近した状態にある位置でP22カプシドとナノチューブに結合した。DecとP22間の安定した相互作用は,強いナノスケールサイズの表示媒体の開発を可能にさせる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  生体工学一般 
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