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J-GLOBAL ID:201202244330288560   整理番号:11A1995126

術前補助化学療法後の乳癌由来の乳癌幹細胞の単離および培養

Isolation and culture of breast cancer stem cells derived from breast cancer after neoadjuvant chemotherapy
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号: 20  ページ: 2172-2176  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2217A  ISSN: 1000-5404  CODEN: DYXUE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】種々のサイクルの術前補助化学療法後の乳癌組織から乳癌幹細胞(BCSC)を単離および培養し,in vitroにおけるその増殖および分化の特徴を検討し,BCSCの単離および培養に対する術前補助化学療法の影響を明らかにする。【方法】2009年10月から2010年4月まで当科でTAC術前補助化学療法を受ける患者20例の胸部組織標本を採取した。1サイクルの化学療法が5例,2サイクルが6例,3サイクルが7例,4サイクルが2例であった。手術により組織標本(1cm×1cm×1cm)を採取し,細片に切断して培養した。懸濁した細胞を成育因子を添加した無血清培地(SFM)で培養した。非接着性の細胞塊(一般にマンモスフィア(MS)と呼ばれる)として上記条件で成長した細胞をBCSCで増やしたコロニー形成能測定によってマンモスフィア由来細胞(MSDC)の自己複製能力を評価した。また,5%ウシ胎児血清を添加した培地で成長因子なしでMSDCを培養することによって,MSDCの分化を誘導した。免疫細胞化学によってMSDCにおける上皮(ESA)およびネスチンの発現を検出した。フローサイトメトリー(FCM)によってCMSDCのALDH1+細胞を検出した。【結果】SFMで培養した1サイクルの化学療法の標本5例にはMS形成は見られなかったが,2サイクルの標本6例中3例は上記培地でMSを形成した。興味深いのは,4サイクル以上の化学療法の標本9例中5例からMSが直接単離されたが,残りの4例には少量の壊死細胞および組織断片しかなかった。MSDCは分化条件下の培地で接着・分化し,ALDH1+細胞を含む。【結論】補助化学療法後の乳癌組織からのBCSC単離には,2サイクルの化学療法後の標本を選択する必要がある。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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