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J-GLOBAL ID:201202244359231648   整理番号:12A1175235

北西大西洋のタコ(Octopus vulgaris)における金属蓄積と酸化ストレス生物指標

Metal accumulation and oxidative stress biomarkers in octopus (Octopus vulgaris) from Northwest Atlantic
著者 (7件):
資料名:
巻: 433  ページ: 230-237  発行年: 2012年09月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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金属は環境中に遍在して水生生物に蓄積するとともに活性酸素種(ROS)の生成を促進する能力が知られている。水生生物種において酸化ストレスの機構は組織中の抗酸化酵素活性や酸化障害を測定することにより研究されている。本研究の目的はマダコ(O. vulgaris)の組織中の1セットの酸化ストレス生物指標を適用及び検証することと,応答と金属濃度との相関を調べることである。種々の期間ポルトガル北西部海岸で採取したタコの消化腺と腕の抗酸化酵素活性(カタラーゼ(CAT),スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)及びグルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)),酸化障害(脂質過酸化(LPO)及び蛋白質のカルボニル量(PCO))及び金属濃度(Cu,Zn,Pb,Cd及びAs)を捕獲後及び捕獲14日後に測定した。CAT及びSOD活性は金属濃度の変動に強く対応しており消化腺の酸化障害,LPO及びPCOを軽減できた。CAT活性はSOD及びGST活性とも正に相関したが,これはこれら3つの酵素が協調して金属誘発性の酸化ストレスに対応していることを強調するものである。これらの結果はこの生態学的及び商業的に重要な生物種における金属汚染効果の評価への酸化ストレス生物指標の使用が有効であることを示す。さらにタコは消化腺において抗酸化酵素の協調的応答を引き起こすことで酸化ストレスを防除する能力を持つようである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  重金属とその化合物一般 
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