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J-GLOBAL ID：201202244396372375   整理番号：12A0748456

遠隔者の側面表情を視認可能なテレプレゼンスロボット

A Telepresence Robot that Displays Side-Face Expression

著者 (4件)： 梶克彦 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  河口信夫 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  石川幹 (ブラザー工業) ,  滝和也 (ブラザー工業)
資料名： 情報処理学会研究報告(CD-ROM)
巻： 2011  号： 6  ページ： ROMBUNNO.GN-83,NO.16  発行年： 2012年04月15日 
JST資料番号： Z0031C  ISSN： 2186-2583  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 対人コミュニケーションに影響を及ぼす要素のうち,顔の表情などの視覚情報の割合が最も高いといわれている。しかし,ロボットの顔や胴体部分にユーザの正面映像を表示するディスプレイを備える既存の遠隔操作ロボットでは,ロボットの向きや人との位置関係によっては遠隔者の表情を確認することができない場合がある。そこで本稿では,ローカルにいるどの人からも遠隔者の表情を視認可能なテレプレゼンスロボット(TPR)を提案する。TPRはロボットの正面と側面に3枚のディスプレイを備え,遠隔者を正面から撮影した映像と側面から撮影した映像をそれぞれ対応したディスプレイに表示する。よって,TPRの正面に座っている人も,隣に座っている人も,遠隔者の表情を視認可能である。複数人の会議に一人の遠隔者が参加する会議を題材とし,TV会議とTPRを比較する評価実験を実施した。その結果,TPRの方がTV会議よりも遠隔者の存在感が高く感じられ,かつ遠隔者の意見が通りやすいことが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *バーチャルリアリティ ,  *通信応用 ,  *ロボット ,  映像 ,  遠隔制御 ,  表示装置 ,  性能 ,  遠隔会議 ,  評価試験 ,  臨場感 ,  *テレプレゼンスロボット ,  視認性
準シソーラス用語： テレビジョン会議 ,  *テレプレゼンス ,  証明映像 ,  存在感

分類 (3件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  ロボットの運動・制御  (IC04012J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 表情 ,  視認 ,  テレプレゼンスロボット