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J-GLOBAL ID:201202244437983910   整理番号:12A0060383

2010年夏のロシアの野火の際のフィンランド東部で観察されたバイオマス燃焼エアロゾル Part1: 現場でのエアロゾル性質決定

Biomass burning aerosols observed in Eastern Finland during the Russian wildfires in summer 2010 - Part 1: In-situ aerosol characterization
著者 (12件):
資料名:
巻: 47  ページ: 269-278  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2010年夏の間のロシアのモスクワ近くの野火由来のバイオマス燃焼煙と関連エアロゾル粒子は燃焼地域の近隣地と,より少ない程度で,欧州東部の他地域の両者の空気品質に対してかなり影響した。煙は火災地域から北西に約1000kmのクオピオ市内の,プイヨタワー大気測定ステーションと,クオピオ市の大気質モニタリングサイトでも観察された。気団の起源は遠隔検知観察と飛翔経路解析で確認した。クオピオと火災地域の間の距離と,1~2日の移動時間にもかかわらず,エアロゾル粒子の例外的な物理的と光学的特性が証明された。発煙イベント時に,バックグラウンド条件での2倍の大きさ(幾何平均直径は158nm)のエアロゾル粒子が観察され,それらは,典型的な値の12倍を超える1.23μg・m-3の記録破りの黒色炭素量を含んでいた。このため,吸収係数は,バックグラウンドの夏の条件と比較すると有意に異なっていた(8.12Mm-1対0.651Mm-1)。散乱係数も顕著な増加を示し,青と緑と赤の光でそれぞれ平均12.0Mm-1と7.2Mm-1と4.2Mm-1から245Mm-1と169Mm-1と111Mm-1になった。粒子状マスの量も数倍の増加を経験した。測定場所に依存して,PM2.5は3~6μg・m-3から34~48μg・m-3へと,PM10は4~17μg・m-3から40~76μg・m-3へと増加した。微量ガス濃度も,煙の存在,特にバイオマス燃焼煙のトレーサとして一般的に使用される一酸化炭素により影響された。一酸化窒素と二酸化窒素と二酸化硫黄の濃度は中程度にのみ影響され,局所汚染源からの放散により部分的にマスクされた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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粒状物調査測定 

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