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J-GLOBAL ID:201202244451728230   整理番号:12A0808680

LDLとHDLの銅酸化過程でのホスファチジルコリンヒドロペルオキシドの液体クロマトグラフィー/質量分析による定量

Quantitative determination of phosphatidylcholine hydroperoxides during copper oxidation of LDL and HDL by liquid chromatography/mass spectrometry
著者 (11件):
資料名:
巻: 403  号:ページ: 1831-1840  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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1-パルミトイル-2-リノレオイルホスファチジルコリン モノヒドロペルオキシド(PC 16:0/18:2-OOH)と1-ステアロイル-2-リノレオイルホスファチジルコリン モノヒドロペルオキシド(PC 18:0/18:2-OOH)を非内在性1-パルミトイル-2-ヘプタデセノイルホスファチジルコリン モノヒドロペルオキシドを内部標準として利用する液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MS)によって測定した。合成標準品を利用して決定したPC 16:0/18:2-OOHとPC 18:0/18:2-OOHの検出限界(LOD)と定量限界(LOQ)は,いずれもそれぞれ0.01pmolと0.08pmolであった。リポ蛋白質の銅媒介酸化画分中のPC 16:0/18:2-OOHとPC 18:0/18:2-OOHをこの方法によって定量した。ヒト血漿からの天然のLDLとHDLをCuSO4と共に4時間インキュベーションしてoxLDLとoxHDLを調製した。酸化過程でのPC 16:0/18:2-OOHとPC 18:0/18:2-OOHの経時変化は,3つの過程からなった。酸化LDLの場合,2つの化合物は,遅い誘導期とその後の急速な濃度の上昇,次いで減少する分解過程を示した。これとは対照的に,酸化HDLの場合,2つの化合物は,迅速な過程とその後の停滞領域に続く分解過程を示した。ホスファチジルコリンのヒドロペルオキシドの本LC/MS分析法は,生体試料の分析に有用である。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生物物理的研究法  ,  有機化合物の各種分析  ,  代謝一般 

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