抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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キサケツバタケについて,施設栽培の低コスト化および野外栽培での期間短縮を目的に,簡易なハウスを利用したプランターでの栽培方法を検討した。その結果,子実体は翌年4月19日から6月20日の約2ケ月間発生し,野外栽培の発生時期と変わらなかった。これは,プランターを設置してからの1日の最低気温が10°C以下であったことが影響したと考えられる。1菌床当たりの子実体発生量は,施設でのプランター栽培と同等で,また子実体の平均生個重,傘径,柄長の値も同等であった。これらのことから,簡易なハウスでのプランター栽培は,施設栽培と比較して低コストなキサケツバタケ栽培方法の一つとして実用化の可能性があると考えられる。(著者抄録)