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J-GLOBAL ID：201202244530787226   整理番号：12A1159815

界面ナノバブルの形成と安定性に与える界面活性剤の効果

Effects of Surfactants on the Formation and the Stability of Interfacial Nanobubbles

著者 (6件)： ZHANG Xuehua (Univ. Melbourne, VIC, AUS) ,  UDDIN Md.Hemayet (Univ. Melbourne, VIC, AUS) ,  YANG Haijun (Univ. Melbourne, VIC, AUS) ,  TOIKKA Gary (CSIRO, Victoria, AUS) ,  DUCKER William (Virginia Tech, Virginia, USA) ,  MAEDA Nobuo (CSIRO, Victoria, AUS)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 28  ページ： 10471-10477  発行年： 2012年07月17日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水中で固体表面には界面ナノバブル(INB)と呼ばれる小さな気泡が形成され,種々の界面現象に影響を与える。INBの形成と安定性に対する界面活性剤の影響を,高配向性パイログラファイト(HOPG)基板をAFM液体セル中でエタノールに浸漬した後,水もしくは界面活性剤水溶液で置換(SSEP)した時に生じるINBをタップモードAFT測定により調べた。SSEP操作後にSDS溶液(濃度>cmc)で表面洗浄しても,INBの数に殆ど変らないことから,INBの気液界面に吸着した非水溶性物質やHOPCからの不純物による安定化は否定された。一方,SSEPに用いるエタノール溶液に非水溶性界面活性剤(オレイン酸)をもしくは水に水溶性界面活性剤をcmc以上加えておくと,INBの形成が減少もしくは消滅することから,SSEP操作過程でHOPG/液体界面に吸着した界面活性剤が固体表面の疎水性度を下げ,INPの安定性を低下させることが分かった。

シソーラス用語： *界面 ,  *気泡 ,  *安定性 ,  *界面活性剤 ,  効果 ,  表面 ,  高配向性熱分解グラファイト ,  原子間力顕微鏡 ,  疎水性
準シソーラス用語： *ナノバブル ,  固体表面 ,  洗浄効果 ,  疎水性度

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  界面化学一般  (CB12010J) ,  応用物理化学的操作・装置  (XE03000E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 界面 ,  ナノバブル ,  安定性 ,  界面活性剤