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J-GLOBAL ID:201202244578173980   整理番号:12A0215122

NiFe1.925Dy0.075O4薄膜の微細構造に対するアニーリングの効果

Effect of annealing on the microstructure of NiFe1.925Dy0.075O4 thin films
著者 (4件):
資料名:
巻: 520  号:ページ: 1794-1798  発行年: 2012年01月01日 
JST資料番号: B0899A  ISSN: 0040-6090  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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RFスパッター蒸着を用いてジスプロシウムドープニッケル-フェライト(NiFe1.925Dy0.075O4)薄膜を作製した。構造研究は,NiFe1.925Dy0.075O4膜の構造発展に対して蒸着後アニーリングの効果が重要であることを示した。成長した状態のNiFe1.925Dy0.075O4膜は非晶質だった。450~1000°Cでの空中におけるアニーリング(Ta)は,逆スピネル構造に結晶化するナノ結晶NiFe1.925Dy0.075O4膜を形成させ,平均結晶粒寸法(L)は,Taが450から1000°Cまで上昇するとともに,5から40nmに増大した。NiFe1.925Dy0.075O4膜の格子定数は,Fe3+イオンがDy3+により部分的に置換されるためにNiFe2O4のそれと比較して高い。Taが450から1000°Cまで上昇するとともに格子パラメータは8.352から8.362Åまで増大するが,これは,Taの上昇とともにNiFe1.925Dy0.075O4膜中で発達する格子歪みに帰着される。NiFe1.925Dy0.075O4膜の対応する密度はアニーリング温度とともに3.2から3.9g/cm3に増大した。磁化測定は,すべての膜の強磁性挙動を示し,300Kでの保磁力値は,成長した状態の膜そしてTa=1000°C膜に対してそれぞれ0.0134Tおよび0.0162Tであることを見出した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酸化物薄膜  ,  酸化物結晶の磁性 
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