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J-GLOBAL ID：201202244579424285   整理番号：12A1591048

海洋魚における塩化第二水銀により誘発されたDNA損傷に対するKappaphycus alvarezii(紅藻植物門)の保護作用

Protective effect of Kappaphycus alvarezii (Rhodophyta) extract against DNA damage induced by mercury chloride in marine fish

著者 (4件)： NAGARANI N. (Madurai Kamaraj Univ., Tamilnadu, IND) ,  JANAKIDEVI V. (Madurai Kamaraj Univ., Tamilnadu, IND) ,  YOKESHBABU M. (Madurai Kamaraj Univ., Tamilnadu, IND) ,  KUMARAGURU A.K. (Madurai Kamaraj Univ., Tamilnadu, IND)
資料名： Toxicological and Environmental Chemistry  (Toxicological and Environmental Chemistry)
巻： 94  号： 7-8  ページ： 1401-1410  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： D0907A  ISSN： 0277-2248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インドの南東部沿岸で採取したKappaphycus alvareziiの水性粗抽出物について,海洋魚Therapon jarbuaにおける塩化第二水銀により誘発される染色体破壊性を防御する考え得る抗遺伝毒性潜在能を細胞生存性及びコメットアッセイにより調べた。魚をHg0,0.125,0.25,0.5,1あるいは2ppmに曝露したとき,Hgはすべての主観的視覚スコアで有意なDNA損傷を誘発し,時間に依存して0.5,1及び2ppmで>79%(クラス4)の最高スコアを示した。藻類抽出物は,単独で与えたときには遺伝毒性を示さず,Hg誘発性遺伝毒性を有意に軽減したが,その作用は時間及び濃度依存性ではなかった。この藻類抽出物は,魚用飼料添加物として推奨でき,また人がHg汚染魚を摂取したときにも良いと思われる。

シソーラス用語： 重金属汚染 ,  *水銀 ,  塩化水銀 ,  環境影響 ,  *イサキ科 ,  DNA損傷 ,  保護作用 ,  解毒 ,  解毒薬 ,  *動物影響
準シソーラス用語： *動物被害 ,  *Therapon jarbua

分類 (3件)： 植物に対する影響  (EE05030G) ,  水銀とその化合物  (SB05023Z) ,  解毒薬  (GZ04020B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 海洋 ,  塩化第二水銀 ,  誘発 ,  DNA損傷 ,  Kappaphycus ,  紅藻植物門 ,  保護作用