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J-GLOBAL ID:201202244586755947   整理番号:12A0813784

タバコ植物において半生寄生的なPhytophthora parasiticaに応答する二相的なエチレンと活性酸素種の相乗的生合成

Synergistic Biosynthesis of Biphasic Ethylene and Reactive Oxygen Species in Response to Hemibiotrophic Phytophthora parasitica in Tobacco Plants
著者 (4件):
資料名:
巻: 159  号:ページ: 251-265  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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好気性生物において,活性酸素種(ROS)は正常な細胞代謝中にミトコンドリアと葉緑体における代謝経路と電子流の副産物として生産される。感受性のタバコ品種「Wisconsin38」のシュートにPhytophthora parasitica var nicotianaeを接種した後に,エチレンとROSの二相的生産を観察した。病原体を接種して1および3時間後(フェーズI)に,ROSとエチレンは初期の一時的増加を示し,48および72時間後(フェーズII)に二番目の大量の増加を示した。ROS生産のこの二相的パターンは,クリプトゲイン処理野生型タバコ植物が示す超感受性応答とは異なった。ROS生産の二相的増加は二つのNADPHオキシダーゼ相同体類によって仲介されたが,エチレンの生産の特異的フェーズには逆に異なるACCシンターゼのメンバー(フェーズIにはNtACS4,フェーズIIにはNtACS1)が関与していた。これらのことから,エチレンとROSのレベルは感受性植物における適合したP.parasiticaの増殖と関係していると結論した。
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分類 (3件):
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植物の生化学  ,  酵素一般  ,  異種生物間相互作用 
物質索引 (1件):
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