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J-GLOBAL ID：201202244632991960   整理番号：12A0970452

食品由来のエタノールガスの高感度可視化計測システムを関する研究

High-sensitive visualization system for gaseous ethanol of food products

著者 (6件)： 荒川貴博 (東京医歯大) ,  WANG Xin (東京医歯大) ,  安藤恵理 (東京医歯大) ,  宮島久美子 (東京医歯大) ,  工藤寛之 (東京医歯大) ,  三林浩二 (東京医歯大)
資料名： 電気学会マイクロマシン・センサシステム研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： MSS-12  号： 1-22  ページ： 51-54  発行年： 2012年06月11日 
JST資料番号： L2898B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,食品の匂い成分の一つであるエタノールガスを対象とし,酵素反応および化学発光を利用してエタノールガスを光情報に変換することで,濃度分布および経時変化を画像化する可視化システムを構築すことを目的として行い,エタノールガスの濃度分布を可視化計測することに成功した。構築した可視化システムにおいて,高純度発光試薬ルミノールナトリウムHGと増感剤エオシンYを用いることで高感度での計測が可能となった。さらに,西洋ナシの熟成に伴うエタノールガスを計測することが可能であり,新規な食品由来の計測の可能性が示唆された。

シソーラス用語： 高感度 ,  *可視化 ,  *化学ルミネセンス ,  酵素 ,  *食品 ,  *揮発分 ,  *匂い物質 ,  経時変化 ,  濃度分布 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 化学発光 ,  揮発性成分

分類 (2件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  分析機器  (CC02020S)

物質索引 (1件)： エタノール

引用文献 (7件)：

• (1) Cook, C.J., 2002. Rapid noninvasive measurement of hormones in transdermal exudate and saliva. Physiology & behavior, 75(1-2), pp.169-81.
• (2) 石谷孝佑,光琳選書10食品と熟成,光琳,(2009)
• (3) 久保田紀久枝,森光康次郎,スタンダード栄養・食物シリーズ5 食品学-食品成分と機能性,96-106,東京化学同人,(2008)
• (4) 加藤保子,中山勉,食品学1一食品の化学・物性と機能性,11-116,南江堂,(2007)
• (5) 伊藤三郎,果実の科学,75-80,160-162,朝倉書店,(1991)

タイトルに関連する用語 (5件)： 食品 ,  高感度 ,  可視化 ,  計測システム ,  研究