抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本技術報告では,これまでに高度センサ応用による人間中心システムの協同研究委員会として活動した2年間に話題となった内容のうち,次世代センシング技術を使った新しい展開についてまとめた。第1章では人間の生体信号に着目し,特に脳波を用いた官能評価方法について言及した。第2章では人間の視覚特性に着目した新しいシステムを提案し,その有効性について述べた。第3章では高齢者のモニタリングシステムを提案し,来る高齢化社会における身近な次世代センシングの可能性について言及した。第4章は3次元センシング技術におけるこれまでの問題点を挙げ,新しい方法を用いたセンシングによって得られる情報を具体的に示した。第5章では音楽が人に及ぼす影響をセンシング技術によって取得する方法について述べ,実際に人が音楽にどの程度影響されているか定量評価する方法を紹介した。第6章は次世代センシング技術の紹介を行い,ロボットマニピュレータの姿勢制御を画像を用いてロバストに行う方法について紹介し,有効性を検証した。(著者抄録)