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J-GLOBAL ID：201202244736736229   整理番号：12A0777565

金属ストレス下の底生動物群集の2次生産

Secondary production of a zoobenthic community under metal stress

著者 (2件)： FAUPEL Michael (Dep. of Animal Ecology, Bielefeld Univ., Morgenbreede 45, 33615 Bielefeld, DEU) ,  TRAUNSPURGER Walter (Dep. of Animal Ecology, Bielefeld Univ., Morgenbreede 45, 33615 Bielefeld, DEU)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 46  号： 10  ページ： 3345-3352  発行年： 2012年06月15日 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 淡水堆積物の機能への毒物の影響についてよく分っていない。これらの影響をより良く理解するために,長期ミクロコスム実験をモデル汚染物質としてカドミウム(Cd)で行なった(50および400 mg Cd kg^-1 dw)。7か月間の研究でCdの影響を底生動物(高分類レベル)の2次生産および線虫群集の特異性(種レベル)について研究した。ほとんど全ての群の生産性は低濃度Cdストレスで低下して,唯一の分類群としてワムシがこの条件下で繁殖することができた。高濃度Cdストレスは分類群の間で大きな差異を伴って全ての群の2次生産を低下した。線虫生産は同様に低下して,高濃度Cdで最も大きな影響を受けた。興味あることに研究終了時にいくつかの細菌-摂食種が低濃度Cdストレスで恩恵を受けて,この条件下における他の種との関係および/または大きな細菌密度での迅速な生育によるものと考えられた。総合すれば本研究の結果は堆積物群集の2次生産とそれらに関して毒物の重要な影響を明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 重金属汚染 ,  *カドミウム ,  *ストレス ,  毒性 ,  毒性試験 ,  *底生動物 ,  湖沼堆積物 ,  生態系 ,  評価 ,  摂食 ,  *生産能力 ,  数 ,  濃度依存性 ,  *種差 ,  線虫類 ,  輪虫類 ,  カイアシ類 ,  枝角類 ,  貝虫類 ,  扁形動物 ,  ミミズ類 ,  群集
準シソーラス用語： ハルパクチクス目 ,  マイクロコズム ,  機能評価 ,  群集構造 ,  細菌数 ,  *重金属ストレス ,  生態毒性 ,  底生群集

分類 (2件)： カドミウムとその化合物  (SB05022I) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (3件)： ストレス ,  底生動物 ,  群集